フィオーレらしい人前式を
「フィオーレの森」の豊かな自然を気に入って決めてくださる方が多いせいか、ガーデンでの挙式、それも人前式が圧倒的に人気。
それなら、フィオーレらしい人前式をと、プランナー・チームがオリジナルでプロデュースしました。
今日はその内容をご紹介します。
1.ゲストの承認の気持ちを込めていただくセレモニー
人前式はゲストに誓いを立てる挙式です。
そして、ゲストにその誓いを承認されて、晴れて夫婦となります。
ゲストの皆さまにその役割を体感していただける、そんなセレモニーを取り入れました。
1つは「ブーケ&ブートニア・セレモニー」、
1つは「ツリー・プランティング・セレモニー」です。
花嫁が持つブーケの伝説にちなんだ、ブーケ&ブートニア・セレモニーはご存知の方も多いでしょう。
新郎が野に咲く花を摘んでブーケを作り、新婦にプロポーズ。
Yesの意味を込めて、その中の1輪を新郎の胸に挿す、そんなセレモニー。
野に咲く花の代わりに、ゲストに1輪ずつ花を持っていただいて、おめでとうの気持ちを込めて新郎に渡していただきます。
「フィオーレ」はイタリア語で「花」。
花のセレモニーはこの場所にもふさわしいのではと思い、取り入れました。
「ツリー・プランティング・セレモニー」という言葉は私たちの創作ですが、結婚の記念樹を植えるもの。
フィオーレでは、新郎新婦だけでなく、ゲストにも一緒に植えていただきます。
受付で全員の方に少しずつ土を入れていただき、挙式の中で新郎新婦が土を入れ、水を注ぎます。
立会人代表の方に出ていただいてもいいですね。
木々に囲まれたフィオーレの自然を持ち帰って、いつでも挙式の時の気持ちを思い出していただけるようにと取り入れました。
この2つのうち、どちらかのセレモニーを選んで挙式中に行っていただきます。
2.家族をつなぐセレモニー
日本の結婚は、新郎と新婦が夫婦となるだけでなく、お互いの家族が新たに親やきょうだいとなるという考え方です。
今や、家と家同士という感覚は薄れているものの、家族がつながるということは変わりなく受け継がれていますよね。
実は神前式には「親族盃の儀」という双方の親族がつながる儀式があるのですが、
そんな日本らしいセレモニーを人前式にも取り入れたいと思っておすすめしているのが、「ファミリー・タイズ」です。
(「ファミリー・タイズ」という言葉も私たちの創作です。)
中身はシンプルで、新郎新婦それぞれと相手のご両親、両家のご両親同士が握手するというもの。
仲良しのご家族だったらハグをしてもいいし、ごきょうだいを巻き込んでもいいですね。
握手をすることで、相手の体温を感じ、握る力から想いを感じたりできます。
ちょっと恥ずかしいな、とおっしゃる方も多いのですが、実際に挙式で握手をし、お互いに笑い合うことで、よりご家族の関係が強くなるはずですよ。
3.日本とイタリアの両方に通じるセレモニー
挙式後の新郎新婦の退場時に行うのは「ライス・シャワー」。
ライス・シャワーはイタリアの結婚式では定番のセレモニーなのだそうです。
イタリアンでおもてなしをするレストランなので、イタリアの習慣を参考にしました。
もちろん、それだけが理由ではありません。
食べ物に困らないように、子供に恵まれるように、という願いを込めたライス・シャワー。
お米は日本人の食べ物の象徴のようなもの、日本とイタリアの2つの国の共通点を感じました。
私たちがおすすめしているのは、それぞれのご実家からお米を持ち寄っていただき、それをゲストに撒いていただくというもの。
北陸で今も行われている「水合わせ」にもヒントを得ました。
フィオーレの人前式に、おふたりのご希望のセレモニーを組み合わせることももちろんできます。
退場時はフラワー・シャワーも可能ですし、挙式後にバルーン・リリースを行うことも多いです。
入場時にはお母さまによるベール・ダウンも取り入れていただけます。
こんなことしたいというご希望があれば、プランナーがしっかりアレンジしますので、どんどんおっしゃってくださいね!
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